SEO対策|Pascal(パスカル)の評判は?無料体験版使ってみた感想と実績を徹底レビュー

自己流でやるSEO対策に頭打ち…どうやって改善するか方向性を模索したい

サイト運営をされている方なら誰しも悩むSEO対策。
実際、SEOのメカニズムはブラックボックスのため、神のみぞ知る領域です。
一方で、有料のSEOツールは、上位表示されているサイトを分析し、効率的にSEO改善を行うことが可能です。

今回、Pascal(パスカル)の無料トライアルをやってみた内容と感想を紹介します。

そもそも、Pascal(パスカル)とは?

SEOツール・Pascal(パスカル)は、ウェブマーケティング および SEOの有料分析ツールです。
膨大なデータから自社(自身)や競合サイトを分析し、時間のかかる作業効率化が可能。

データは上位30位分から分析されるため、時期・内容に併せて情報を更新することができます。

無料体験版について

プロモードを4日間(土日含まず)利用することができます。
実際に、無料トライアル申込後、開始日などの調整や30分程度の打合せなどがあるため、即時利用開始するわけではありません。

4日間しか使えないから、余裕がある時を見計らって登録したけど、結果ちょっとズレてしまった…><

また、企業で使用される方が多いため、土日を含まない4日間とされていますが、実際に土日も使えるツールのため、副業で検討されている方や、土日も勤務がある企業の方も問題なく使用できます。
(トライアルの日程も調整可能なようです。)

今回、パスカルを利用してみようとした理由

ブログを作成する上で参考にしているヒトデさんがオススメされていたので…さらに私自身がブログ運営で頭打ちを感じる部分があったため、使用してみることにしました!

動画にもあるように、ヒトデさんの紹介でトライアル申請すると嬉しい特典も^^

パスカルで出来ること

パスカルで出来る事は大きく4つ。
GCS(Google search console)やGA4(Google analytics)+独自の情報をわかりやすく可視化してくれます。

・ランキング|GCSでのクエリ別の分析を分かりやすく表示
・記事作成|ページ・記事のキーワードマップ作成
・競合分析|各記事のSEO改善方針の提案
・流入分析|自他サイト全体のアクセス数分析

ひととおり使用すると、基本的に常時使用するのは「記事作成」と、「競合分析」の内容になります。

ランキング

体感で、GCS(Google search console)やGA4(Google analytics)の組合せて分析する内容を、登録しておけば簡単に見えるツールです。
GCSのクエリなど独自のワードで混乱されている方には特にオススメ!キーワード別にアクセス数やランキングが一覧で分かりやすい言葉で表記されているので、理解や人への共有もらくちんです^^

記事作成|KWマップを作成

各KWマップを作成し、その記事で上位表示させる難易度や傾向を分析してくれます。
新規作成はもちろん、リライト等をするときの方向性が定めやすいのでオススメのツールです。
一方で、KWありきのため、多少軸がないと難易度「かなり難しい」とばかり記載されてしまい、ほどよいKW設定に時間がかかります…。

原稿チェック

WordやGoogle documentで作成された文章をSEO的にどうか診断するツールです。
表示される内容は、競合分析に近い(ほぼ同じ)ため、そちらで説明します。

WordPressで打ち込んでいて、さらに装飾などを付けているものはそれもエラー的に反映されて評価がズレやすいので…リライトにはあまり適さないです。

競合分析

サイトやページでどこが弱いか、優先的に改善すべき箇所を可視化してくれる神ツールです。
SEO対策でどこから治すか悩んじゃう方には、めっちゃおすすすめ。
ひとつずつ確認することで、潜在的にSEOに関連する項目や内容を体系的に学ぶことができます。

SEO作業

競合分析からアクセスできるひとつひとつの項目を全表示したのが、SEO作業になります。
どこを直すか一覧で見たい方にはオススメ。
(私のような初心者は、競合分析でひとつずつ治す箇所が見えた方が分かりやすいのでそちらをメインで活用しました。)

競合分析>ページ右下のショートカット「ページの改善箇所をみる」からもアクセスが可能

流入分析

ドメインベース(サイト全体)で分析してくれます。
自身のサイトはもちろん、競合サイトや参考サイトと比較もできるため、サイトの軌道修正や方向性を検討されている場合には有益な情報に。

使用感|シンプルで分かりやすい

SEO対策ツールとして、Google analyticsやGoogle search consoleを使用されている方、また、これらに挫折した方にオススメできるくらい、管理画面がシンプルかつ分かりやすい!

各項目・ワードに「?」が付いているので、クリックすると文言の詳しい説明が表示されます。

説明がなくても簡単に分析し、有益な情報が得られます。
各分析ツールに挫折した人には特にオススメです!

私のようにSEOをあまり体系的に学んできてない自己流でやられてきた方は、発見・学びも多いと思います。

利点|客観的な視点で分析できる

自己流で分析していると、知らず知らずのうちに都合よく情報を集めがちです。
(私だったらこういう情報が欲しい!というのでまとめがち。)
その一方で、パスカルを使うことで、見えてなかった情報やニーズを客観的かつ網羅的に把握し、記事に反映することができます。

また、競合分析を通じて、自分では集められない他サイトの状況を分析することも可能。
特化ブログとしてメインは置いていても、意外とアクセスが多いのはニッチな記事だったり…というのが垣間見れます。
他にも、上位表示されるサイトの形態も分析してくれるため、自分が記事を書いているジャンルが本当にサイト運営で発信するのが正しいのかというのも判断が可能です。

サイト運営に行き詰まった時に、方向性を考える上で非常に参考になります。
書くべき方向性が無限に提案されるため、ネタ切れにはなりません!

サイトのペルソナ像が明確になる

記事をリライトするにあたり、各記事で読んでいる読者層の提案があります。
そのため、ペルソナが不明瞭なままブログ運営しているかたも、どういった文章がいいのか、他にもどういうことに興味を持ちそうなのかがイメージしやすく明確に!

より、読者のニーズに沿ったサイト運営、記事の作成に繋がります。

課題|有効活用するために最低限GCSは登録を

初心者で体系的にSEOを学んだことがありませんでした。
そのため、今回潜在的に何がSEOに効いているかを操作しながら学ぶことができました。

トライアルをしたいと考えられている方はおそらく十分な知識はあると思いますが、最低限GCS(Google search console)は登録をしていた方がいです。
※当たり前だろと思う方もいるかもしれないですが、けっこうGCS登録されてない方、挫折されている方多いようなので念のため。

GCSと連動させてなくても使えないわけではないですが、GCS連携で診断するツールが半分くらいあるため、もしパスカルを検討されている方はトライアル前にGCSでサイトの登録をー。

課題|KWが肝!何を選ぶかで方向性が大幅に変わる

当たり前で、パスカルに限った話ではありませんが…

KW(キーワード)何を選ぶかで、結果が大幅に変わります。
たとえば、「ハリーポッター」なのか「ハリポタ」、「Harry potter」なのか、同じ意味でもどのキーワードを選ぶかで提案される方向性が変わります。イメージとして、想定アクセス数で言うと1桁から2,3桁くらい変わってしまいます。

さらに、施設にいる時間の記事を書きたいとおもっても「滞在時間」「所要時間」、はたまた単純に「時間」でも結果が1桁単位で変わります。

時間を選べば、「滞在時間」「所要時間」が網羅されると思ってたけど、そんなこともなく…みんながよく検索に使うKWを選びだすのはコツが必要。

こんな方にオススメ

基本的にトライアルは誰に対してもやってみる価値アリ

・Google search console(GSC)の設定は完了しているものの、管理画面が難しく活用できていない人。
・企業のマーケティング、PR、広報の担当者
・ブログ運営の統括をしていて、各記事のSEO改善を効率よく行いたい人
・ブログやSEOのコンサルをしている人
・SEOについて、体系的に学びたい人
・個人でブログ運営をしていて、本業レベルまで収益を底上げしたい方
・なかなか上位表示されなくてアクセスが稼げていない方

今回、トライアルをやってみて、今まで気にしていなかったSEOに起因する項目が体系的に学べたので、一度体験してみるのはオススメです。

そもそも論ですが、キーワードを上手く設定しないと、読んでもらうところまで到達しないのでその部分を客観的に分析できるので、可能性は広がります。

無敵ではない|60点の記事を80点に引き上げるのに有効

基本的に、検索順位2,30位にいる記事を10位以内に持って行くのに有効なツールです。
パスカルを入れたからと言って、記事が100位以下圏外のものが、いきなり20位になるわけではありません。また、検索で上位30位の記事を分析し、上位表示させるためのコツを提案しているため、5位の記事を2位に持って行くのにもあまり適していません。

ただ、サイトや記事を多角的に分析してくれるため、効率よくサイトの運営ができるツールだなぁと感じています。

人間業では数日かかっても難しい内容が、パスカルを使うと数分で結果を出してくれる。

また、記事の内容だけで上位表示されるわけではありません…
SEOでは、サイト(ドメイン)の中でのその関連の記事数や更新頻度、維持継続年数で上位表示されるというのが変動するため、パスカルで分析して、記事をリライトしても上位表示が難しいという領域もあります。

逆に、狙っている領域の傾向が掴めるためどこに労力をかけるか、俯瞰して戦略が組めるのはスゴク有益なポイント!

こういう方は、オススメできないかも…><

・超初心者|GCSってなに?登録できてないという方
→最低1か月くらいはGCSを触ってから、トライアルした方が有益です。
・KWもないくらい、超未知の領域を発信している方
→パスカルは検索上位30位分のサイトを分析して提案してくれるため、超未知領域などはSEOではない対策が必要になります。(今からトレンドを作っていくような分析内容は別途コツが必要)
・サイトの方向性が全く確立されていない方
→たいていの内容がレッドオーシャンのため、サイトの方向性が全く確立されていない場合、上位表示されるのが「かなり難しい」という結果のオンパレードで、何もできなくなります…笑
多少方向性は持ちつつ、より良いSEO改善をされたい方にオススメです。

準備|トライアル前にまとめておいた方がよいこと

トライアル前に下記内容はまとめておくと、効率的にトライアルを活用することができます。

・自身のサイトのURLマップ(スプレッドシートでまとめておくと◎)
・URLに対するSEO表示させたい各KWの素案(方向性を決めるためなのでざっくりでOK)
・自身のサイトに対する参考になるサイト、競合サイト案

パスカルでも記事毎の参考・競合は出てきますが、サイト全体で参考にしている・競合となるものを分析するため、用意しておくと有益に活用できます。

申請して、すぐ無料体験というわけではないので、時間に余裕を持ったタイミングを設定しておくのも大事です。(※上記無料体験版についての項目をご参照ください。)

パスカルの料金

料金は3パターン。(下記は、税抜きで記載)

・ライト|月額8万円
・プロ|月額10万円
・アナリスト|月額15万円

個人のブロガーが使用するには高い…と感じてしまうかもしれませんが、企業の中で効率化したいと感じている方副業でもSEOコンサルまで手を伸ばすなど業務の幅を広げたい方には、適正(むしろ安いくらい)な価格だと思います。

Q&A|使用する前に気になってたことまとめ

情報は全てDL可能?

分析した情報は全てダウンロード(DL)可能です。
また、ダウンロードした情報については、他者への共有も可能なため、コンサルツールや他の方に業務委託したりする際にも最適です。

一方で、サイトで動かしながら作業する方が効率が良い場合も…><
うまく棲み分けをしながら活用する必要があります。

無料のブログサイトも分析できる?

note,アメブロ,ハテナなど、自身でアカウントを作っているものは分析できることが確認済。
設定を、「ディレクトリ以下」にすると、競合分析などは出来ます。
(…が、無料のブログサイトに有料のSEOツール使うバランス感覚は微妙かもしれません…)

まとめ

今回、ブログ運営で頭打ちなところがあり、パスカルを使ってみました。
体験してみて、有料SEOツールを使うことで視野が一段上がることを体感。
悩まれている方は、一度トライアルしてみるのがオススメです^^

参考になれば幸いです!

※執筆時点の情報・内容です。詳細は公式HP等をご確認ください。

コメント

タイトルとURLをコピーしました